藤原選手、参戦初年度にチャンピオンを獲得
B-Max Racing Team(チーム総代表 組田龍司)は、11月4~5日、モビリティリゾートもてぎで行われたFIA-F4選手権第13,14戦(インディペンデントカップ)に参戦し、第13戦で5位に入賞した藤原誠選手が、最終戦を待たずにチャンピオンを決めました。藤原選手は参戦初年度でタイトル奪取の快挙となりました。
■第13戦決勝(11月4日(土)13周)
チャンピオンが決まる最終大会。今回、今田選手は欠場。代わってSYUJI選手が今田車で参戦しました。ポイントリーダーの藤原選手は、クラス3番手スタート。タイトルを争う仲尾選手が2番手のために着実にポイントを積み重ねたいところ。
序盤、藤原選手は3位、DRAGON選手は5位を走行。8周目に9位を走っていたSYUJI選手が90度コーナーでコースアウト、ストップしてセーフティカー(SC)が導入されました。このリスタートで藤原選手は順位を落としてしまい、最後は4位、DRAGON選手は5位でフィニッシュしました。
ところが、レース後、2位でチェッカーを受けた仲尾選手がSCラン中の車間距離違反で+10秒ペナルティとなりノーポイント。この結果、最終戦を待たずに藤原選手のチャンピオンが決定しました。
ドライバー | 予選順位 | 決勝順位 | Point(累計) | |
13号車 | 藤原 誠 | INDP3位 | INDP4位 | 12(179) |
30号車 | DRAGON | INDP7位 | INDP5位 | 10(119) |
44号車 | SYUJI | INDP11位 | DNF | 0(0) |
■第14戦決勝(11月5日(日)13周)
今シーズンを締めくくる最終戦。前日、チャンピオンを決めプレッシャーから解き放たれた藤原選手は、序盤やや遅れDRAGON選手に次ぐ5位で周回を重ねました。
トップ2台は逃げつつあったものの、3位争いは、植田選手、DRAGON選手が僅差で競り合い、少し離れて藤原選手が追うという展開が終盤まで続きました。
12周目、DRAGON選手はついに植田選手を捕らえ表彰台に。藤原選手も続き4位。序盤から11位争いを展開したSYUJI選手は12位でフィニッシュしました。
シリーズランキングは、藤原選手1位、DRAGON選手6位、今田選手7位でした。
ドライバー | 予選順位 | 決勝順位 | Point(累計) | |
13号車 | 藤原 誠 | INDP3位 | INDP4位 | 12(191) |
30号車 | DRAGON | INDP7位 | INDP3位 | 15(134) |
44号車 | SYUJI | INDP11位 | INDP12位 | 0(0) |